お尻の形をキレイに整えるには?セルライトや垂れの原因とケア方法を学ぶ

出典:https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190601-00010000-voce-life

今回はお尻の多岐に渡る悩みの中からセルライトや垂れにスポットライトを当て、なぜできるのか、どのようにケアすべきかを紹介します。
お尻の形の悩みには「お尻の脂肪」が問題の場合と、「お尻の筋肉」が問題の場合に分けられます。お尻の脂肪が問題で一番多い悩みは「セルライト」です。

 

セルライトが女性に多い理由

セルライトは女性の80%以上が感じていると言われているメジャーな悩みですが、これは病気ではありません。セルライトは、お尻や足の皮下脂肪が、“結合組織”と呼ばれる脂肪を包む袋からはみ出て皮膚にくぼみができた状態のことです。実は、この袋のように脂肪を包み込んで支える仕組みは女性に特有と言われていて、そのため男性にはセルライトが起こりにくいと考えられています。

 

セルライトを予防するには


セルライトを形成しない・改善させるためには皮下の血流を良くすることが大切です。定期的なレジスタンス運動や有酸素運動は筋肉のトーンをアップさせ血流を良くしセルライトの改善につながります。また、ストレスフルな生活は血管を収縮させる“アドレナリン”や“ノルアドレナリン”の分泌を増やしてしまいます。ストレスを解消することはセルライトの改善にもつながるのです。

そして、一にも二にもお尻に脂肪をつけないことが肝心です。セルライトを形成する脂肪組織には血流が低下しているので脂肪細胞を燃焼させにくく、もっとも脂肪が落ちにくいのです。

また、ホームケアとしてトレチノインクリームやカフェインクリームがアメリカではスタンダードで使われています。これらはコラーゲンやエラスチンなどの結合組織の産生を促します。美容医療では超音波療法やレーザー治療があります。これらは脂肪を閉じ込めている袋を壊して脂肪が分解されやすくすると言われています。こちらも継続して行うことが大切です。

 

お尻の筋肉は「霜降り化」する!

筋肉は使わないと筋繊維が細くなります。すると、その隙間を埋めるように、筋繊維の間に脂肪が入り込むのです。このような脂肪を「異所性脂肪」と呼びますが、これは筋肉が持つ本来の機能を悪化させると考えられていて内臓脂肪より危険と考えられています。さらに、筋肉にいく血流に悪影響を与えることもあり、脂肪が溜まりやすく、筋肉がつきにくく、セルライトを形成しやすい体質に変わっていくのです。

 

お尻の形を最短でキレイにする3つの筋肉たち

●大臀筋

大臀筋はお尻の脂肪が乗っている「土台」となる筋肉で、お尻が垂れるのを防ぐ役割があります。
大臀筋は他の2つの筋肉と違って、日常生活でメインで使われることが少ない筋肉なのです。ですので、大臀筋は意識して鍛える必要があります。代表的な大臀筋を鍛えるトレーニングに「ヒップリフト」があります。膝を立て横になった状態からお尻を上に持ち上げる動作を繰り返すだけの簡単なものです。

●ハムストリング

太ももの裏側にある3つの筋肉の総称で、歩いたり階段を上るなど日常の様々なシーンで使われています。ハムストリングスが発達しているとお尻と太ももの境界ができ、お尻が垂れているように見えるのを防ぎます。ハムストリングは、歩くときに後ろ足で地面を蹴る(押し出す)イメージで歩くと日常生活でも鍛えることができます。また、いつもより大股で歩くとハムストリングのストレッチにつながります。

●腸腰筋

腸腰筋は背骨・骨盤・足の骨をつなぐ長い筋肉で骨盤の前傾を作る筋肉です。猫背や階段を使わない生活をしていると腸腰筋のハリがなくなりやせ細ってしまいます。すると、骨盤を前に傾ける力が弱まり扁平尻となってしまいます。姿勢を正す、エレベーターではなく階段を使うことを日常的に心がけてください。

コメント

  1. セルライトは女性特有だったなんて!どおりでセルライトが~・・・って騒ぐのは女ばかりだと思ってたら。

yuka へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。